ビジネス手帳のおすすめ:ミドリ フラットダイアリー (A4サイズのマンスリー手帳、10月始まり)

A4サイズのマンスリータイプのビジネス手帳。丸1年愛用してみたところ、使い勝手が良かったので、今後も引き続き使用する予定。

記入欄が広く、正方形型のポストイットを5〜6枚貼っても支障をきたさないため、毎日たくさんメモをとりたい方におすすめ。

◾️ミドリ フラットダイアリー 手帳の説明

「ミドリ フラットダイアリー マンスリー手帳」(A4サイズ)を開き、正面から撮影した写真。11月のページが写っている。背景は灰色のカーペット生地。

↑ ミドリ フラットダイアリー(A4)

中に入れるリフィルの2017年版は、2016年10月から2018年1月までが用意されていた。リフィルのサイズは、縦30cm×横21cmで、1ページ分がA4サイズ。

手帳カバーは白で、サイズは、縦31.5cm×横 22cm×厚さ1.2cm。
硬いプラスチックの材質で、表面にごく細かい凹凸がある。カバーの上に紙を乗せてボールペンで走り書きしても、ペンが滑らないような仕組みになっている。
また、カバーがしっかりしているので、A4用紙を折らずに挟み、すぐ持ち歩くことができる。

「ミドリ フラットダイアリー マンスリー手帳」(A4サイズ)の手帳カバーを、カバーに近づいて撮影した写真。カバーは白色。カバーの表面に細かい凹凸が見えている。

↑ カバー表面に細かな凹凸がある。

中身の見えるクリアポケットが、カバー表表紙の裏側に1つ、裏表紙の裏に1つ。

「ミドリ フラットダイアリー マンスリー手帳」(A4サイズ)の手帳カバー表表紙の裏側にあるポケットを、正面から撮影した写真。ポケットは1つきりで、色は透明。ポケットに切れ込みが入っている。

↑ カバー表表紙の裏側にあるポケットにA5チラシとカードを入れた図。

「ミドリ フラットダイアリー マンスリー手帳」(A4サイズ)の手帳カバー裏表紙の裏側にあるポケットを、正面から撮影した写真。ポケットは1つきり。

↑ カバー裏表紙の裏にあるポケット。

■ミドリ フラットダイアリー 手帳を使用した感想

・余白が大変広い

「ミドリ フラットダイアリー マンスリー手帳」(A4サイズ)のマンスリーページを拡大し、斜めから撮影した写真。1日分がブロックに分かれており、どのブロックにも罫線が印刷されている。

↑ マンスリーページの拡大図。

私は自他ともに認めるメモ魔である。手帳は、見開き2ページでひと月分が見渡せるマンスリータイプが最も便利だと感じているが、無印良品やロフトではA5サイズやB5サイズのマンスリー手帳しかなく、A4サイズは売られていなかった。

2年ほどB5サイズのマンスリー手帳で我慢したが、1日5行も書くとその日の欄がいっぱいになってしまい、1日の終わりにその日あった幸せな出来事を軽くメモすることさえ出来なくなってしまう。
腹が立って、エクセルでA4サイズの手帳もどきを自作したこともあったが、素人が仕事の片手間で作ったものでは利便性に欠け、会議などで人前に出す際に見栄えも悪かった。

仕方なく本腰を入れて探し回り、ようやく見つけたのがこちらの手帳だった。念願のA4見開きマンスリータイプのビジネス手帳である。

書いても書いても余白があるというのは、ささやかかな幸せに浸らせてくれる。何でも書け、何でも残せるというのは、シンプルなことだが、やはり嬉しい。

「ミドリ フラットダイアリー マンスリー手帳」(A4サイズ)の手帳カバーの裏。カバー裏側は黒。カバーの厚みを調整できるようになっている。

↑ 手帳カバー(裏)。カバーは厚みが調節できるようになっているので、30枚綴りのプレゼン資料なども挟める。

・手帳を見ながら考えを深め、1日単位の予定へと落とし込む

以前の手帳では必要最低限の予定を書き込むだけだったが、A4サイズ手帳であれば、余白に徒然なるままに思考を書き留め、空いた時間にその思考をより深めて整理し、思考から結論に至るまでの跡を残せるようになった。

思考の結果辿り着いた結論は、そのまま手帳で月単位・週単位・日単位の予定に落とし込み、実行へと移すことができる。思考⇔計画⇔行動(所謂Plan-Do-See)が、手帳という紙の上でゆるやかに結びつくようになった。

仕事の進め方から家事の悩みまで、考えたいことをメモしておいては、空いた時間に思考を始め、解決に結び付けている。

・付箋がたくさん貼れる

付箋も貼り放題。縦7.5cm×横7.5cmという大きめのブロックタイプの付箋を愛用しているが、この手帳は左ページの3分の1がメモ欄になっており、7.5cm×7.5cmの付箋が丁度収まる。このメモ欄に付箋4〜5枚が楽に貼れてしまうので、突然かかってきた電話のメモも、困ることなくとれる。

「ミドリ フラットダイアリー マンスリー手帳」(A4サイズ)のページに正方形のポストイットを貼り、正面から撮影した写真。付箋紙はあざやかな黄色で、文字は何も書かれていない。

↑ ポストイットを貼った図。縦に数枚貼れる。

・カバーが汚れない

以前、紙表紙の手帳を使っていた時は、2~3ヶ月で手帳の表紙がぼろぼろになり、1年近く経つと表紙と中身がちぎれてしまった。フラットダイアリー手帳のカバーは、白いのに1年使っても汚れさえせず、きちんと中の紙を守ってくれている。

「ミドリ フラットダイアリー マンスリー手帳」(A4サイズ)の手帳カバーを正面から撮影した写真。カバーはプラスチックのような材質でできており、色は白。カバーに汚れやシミは見受けられない。

↑ 手帳カバー。丸1年使った後もこの白さ。

スタイリッシュな白にするか、汚れの目立たない黒にするか、購入時に手帳カバーの色はかなり迷ったが、白にして正解だった。

◾︎ A4マンスリー手帳のおすすめの使い方

自分が普段使っている方法を少しシェア。

・1日のマス目の部分

上3行を仕事に、下2行をプライベートに使う。

仕事の欄とプライベートの欄を分けてしまうと、仕事とプライベートのバランスが崩れた時に、下2行がスカスカになるので気付きやすい(笑)
気付いたら、その場で1~2週間先に半日休み・丸1日休みを確保し、友人や家族と話す予定を入れたり、自宅で趣味の時間を取ったりして、ワークライフバランスを適正に保つよう心掛けている。

・マンスリーカレンダーのページ

2017年と2018年のマンスリーカレンダー。

マンスリーカレンダーのページで、自分の掲げた夢や目標に向かい努力できた日には◯、不十分だった日には×を記入すると、自分がどのくらい、自分の夢や理想に向かって行動出来ているかが把握できるようになる。
シンプルでわかりやすく続けやすいので、おすすめ。

・その他

手帳がこれほど大きいと、仕事中に手帳を広げ、プライベートの計画や予定を立てていても、ほぼ気付かれない(笑) 長時間労働等でプライベートの時間が取りにくい時には、ちょっとおすすめ。

■A4マンスリー手帳を使用する上での注意

・カバーの表表紙の裏にあるポケットの、底が抜けた

使用を開始して9ヶ月程で、内ポケットの一つが壊れてしまった。A4サイズの紙を頻繁に出し入れしたのが悪かったようだ。
セロテープで底を止めればまた使えるのだが、人目につきやすい箇所なので、見栄えは少々気になる。また、1年で取り替えるリフィルとは違い、カバーは何年も使い続けるものなので、少ししょんぼりした。

・カバーが女性にはやや重い

ハードカバーが重く、手帳を開く回数は少し減った。以前の手帳は表紙が厚紙というお粗末さだったので、表紙は半年でぼろぼろになったが、軽さや機動性では優っていた。

気管支喘息とハウスダストアレルギーに適したマスク

ハウスダストと喘息発作を効果的に防いでくれるマスクがようやく見つかったので、毎日のように持ち歩いては愛用している。が、そのマスクをドラッグストアの店頭で見かけたことがないのは、一体どういう訳だろう…。

ウイルス対策マスクのパッケージ外観を、正面から撮影した写真。パッケージは緑色で、「ウイルス対策マスク」「SFC・F95-A」「普通サイズ」とロゴが印刷されてる。

↑ My Favorite Mask!

ドラッグストアの店頭に並んでいるマスクは、皮膚とマスクの隙間から空気が漏れるタイプのマスクが多いように感じる。ハウスダストアレルギーのある喘息患者が、そのマスクで空気中の花粉や埃などを防ごうとすると、マスクと肌との隙間から空気が出入りし、ハウスダストが口や鼻に入り込んできて、発作が起きてしまう

とはいえ、スーパーや本屋など病院ではない店内に入る時まで、肌に完全密着するSARS対策用N95マスクを着けるのは、さすがに目立って恥ずかしい。

「ハウスダストとダニは防ぎたいが、普通の形をしたマスクで、性能の良いものはないか」

とあれこれマスクを試し回った結果、こちらのマスクに落ち着いた。

■繰り返し使用できるウイルス対策マスク

行きついたのは、花粉対策マスクではなく、まさかのウイルス対策マスクだった(笑) 調べたところ、花粉とウイルスでは大きさが全然違うそうで、花粉よりもウイルスの方がずっと小さい。空気中のウイルスを遮断できるなら、ウイルスより粒子の大きい埃や花粉も、遮断できることになる。

ちなみに、連続使用時間は12時間で、10回繰り返し利用でき(=10回使用してもマスクの遮断率が落ちない)、普通サイズも小さめサイズもある。

抗ウイルスマスクのおもて面を撮影した写真。

↑抗ウイルスマスク拡大図(表) おもて面は不織布。

抗ウイルスマスクの裏面(拡大図)

↑ 抗ウイルスマスクの裏面(拡大図) うら面は木綿。

・ハウスダスト・ダニのシャットアウト機能が高い

このウイルス対策マスクを着けたまま10~20分身体を動かすと、花粉用マスクとの違いがはっきりと分かる。

「何か、息苦しい」

ウイルス対策マスクについているのは、微小のウイルスを99.8%遮断するほど高性能のフィルターなので、やってくる埃の大半をシャットアウトしてくれる代わりに、空気の透過率も低めなのではないかと思う。

使い始めた当初は、息苦しい=喘息発作 と勘違いして、慌てて安全な場所に逃げたりしていたが、単に一時的に空気が少なくなったことによる息苦しさなので、心拍数やピークフローメータの値を計ると、値が正常の範囲内でキープしていることが分かる。(ちなみに外出時は、心拍数が60台前半~70台後半なら正常、と便宜的に判断することが多い。外出先で都度ピークフローメーターを計るのが手間なので…。発作時は心拍数が毎分90超えになる)

このマスクのお陰で、スーパーや百貨店など、生活に必須なのに訪れることの出来なかったあらゆる場所に入りやすくなった。店舗内では歩くので、しばらくこのマスクを着けていると息苦しさを感じるが、多少息苦しいくらいで行きたい場所に行けるなら、何の文句もない。
ブログの管理人が入れなかった場所については、こちらへ

自宅掃除の際も、N95マスクかウイルス対策マスクを着けている。より密着度の高いN95マスクの方が喘息発作を起こす確率は低くなるが、N95マスクが手元にない時や夏場のむし暑い時は、ウイルス対策マスクで代用している。ちなみに、真夏にN95マスクをつけると、口元だけが終日サウナのようになる…。

・終日肌に着けていられる

不織布2枚と帯電化学繊維1枚と木綿生地という4層構造になっているので、普通の花粉用マスクより少し分厚く、作りがしっかりしているように感じる。着け心地は花粉用マスクとさほど変わらず、圧迫感はなく、1時間以上着けていても、ゴム紐で耳が痛くなるようなこともない。

ウイルス対策マスクの4層構造フィルタが図つきで説明されている。

↑ パッケージ裏面に掲載されていた図。フィルタの4層構造が分かりやすく説明されている。

肌への密着度を上げて埃シャットアウト効果を高めるべく、マスクの紐を結んで短くして使うことも多いが、それでも耳が痛くなった記憶がない。(耳が痛くなるより先に、息が苦しくなるからかもしれないが…)

連続使用時間は12時間が限度だそうだが、ハウスダストアレルギーの場合、喘息発作の起きる場所は「室内」か「埃or煙の多い場所」に限られるので、発作の起きそうな場所でだけ使っている。12時間ぶっ通しで使ったことは、残念ながらまだない。

抗ウイルスマスク全体が入るようにマスクの上から撮影した写真。えんじ色のカーペットが背景にある。

↑ 抗ウイルスマスク全体像。

・繰り返し使える

汚れや臭いが付かない限り繰り返し使ってok、という点には正直驚いた。が、実際に試してみたら、本当に繰り返し使え、繰り返し使っても臭いがついたり、へたれたりしなかった。埃を防ぐ機能も落ちていないようで、何度か使った後のマスクで出歩いても、咳込んだり喘息発作の回数が増えたりすることはなかった。

抗ウイルスマスクのパッケージについている、Repeat10のロゴを拡大した写真。赤と黒の文字で「Repeat 10」とはっきり書かれている。

↑ マスクのパッケージについている「10回繰り返し使用可」のロゴ。

ウイルスを殺すため、3枚のマスクを用意して1日(12時間)使用するごとに48時間陰干しする必要はあるが、自室の窓を開けてマスクを吊るしておけば済む話なので、手間はかからない。
春夏に至ってはウイルスは正直どうでもよく、埃だけ食い止めて貰えればそれでいいので、外出時だけ着用して1週間に1度だけ干すという横着な使い方をしているが、特に問題なかった。(衛生面ではアウトかもしれないが…)

ちなみに、水や洗剤などで洗う必要はない。というか、洗ってはいけない。

抗ウイルスマスクの製品パッケージ裏面を撮影した写真。

↑ パッケージ裏面。

ウイルス対策マスク1枚で、連続12時間×10回分使えると仮定すると、マスク3枚で計360時間使える計算になるので、実は使い捨てのマスクより圧倒的にお安く経済的である

ハウスダストアレルギーに効果ありなら、花粉症の方にも効果が高いと思うので、何故このマスクを店先で見かけないのか、よく分からない。

■マスクの性能(埃の遮断度)をアップさせる

耳にかける紐を固結びして短くすると、マスクと肌との隙間が狭くなり、より密着度が増す。密着度が増すと、マスクを通さずにやってくる埃や花粉の量を減らすことができる。

単純すぎる方法だが、埃を防ぐ効果は不思議と高かった。マスクのフィルター性能より、マスクの密閉度の高さの方が、ハウスダストやダニを防ぐのに関係が強いのかもしれない。ウイルス対策マスクに限らず、市販の花粉防止用マスクや飛沫防止用のサージカルマスクでも、同じ方法を用いることができる。

白いウイルス対策マスクの紐を固結びし、正面から撮影した写真。紐の真ん中に結び目が出来ているのが見える。背景はベージュの石。

↑ マスクの紐を縛った後はこんな感じ。

■抗ウイルスマスクを使用する上での注意事項

・夏は汗やファンデーションで汚れやすい

真夏にも愛用していたが、汗や汗で落ちた化粧がマスクについてしまい、10回使う前にマスクが汚れてしまうことが時々あった。白いマスクなので、汚れが付くと目立つ。また、ファンデーションや日焼け止めも、汗とともに落ちてマスクを汚してしまうことがあった。

夏に利用される際は、汗を軽く拭いてから使用する、冷房の効いた室内と室外では別のマスクを使用するなど、一工夫すると良いと思う。

↑ 商品パッケージは緑色から赤色に変更されたようです。

気管支喘息患者が職場の受動喫煙を避ける方法

気管支喘息を患ってしまったら、煙草の煙は極力吸わない方がいい。気管支喘息は気管支に炎症が起きており、炎症が治るまでには毎日吸入薬を吸い続けても半年以上かかる。煙草は単体でも気管支や肺が悪くなってしまうほど有害物質を含んでいるのに、喘息患者が直接的・間接的に煙草の煙を吸うと、気管支を無用に刺激してしまい、気管支喘息がより治りにくくなってしまう。

だが、日本の社会には何と喫煙者の多いことか…。日本の喫煙率は約30~40%で、3人に1人くらいが煙草を吸っている。職場の直属の上司や役職者が喫煙者である場合も少なくなく、昼食や飲み会の席で目の前で吸われることもしばしばある。

周囲との人間関係を壊さず、煙草の煙(受動喫煙)から身を守る方法のうち、実際に実践出来ているものを記載したいと思う。

■喫煙者の権利を言葉に出して伝える

大前提として、喫煙者にも、自分の好きな場所で好きな時間に煙草を吸う権利はある。 喫煙所など禁煙エリア以外の場所で、喫煙者が煙草を吸い続けるのを、止めることは出来ない。喫煙者が20年後30年後に肺を悪くしようとこちらには関係のない話なので、要は、喘息患者が副流煙の被害に遭わないよう、如何に対策を採るかに尽きる。

上司や役職者の機嫌を損ねる必要もないので、「煙草のお好きな方は吸って頂いて構いません」「喫煙者の喫煙の権利を妨げたくはないと考えています」と、言葉に出して事前に伝えておく。

ただ、内心は、「自分の肺が悪くならないと、肺病患者の立場に立てないんだろうな…」と諦めている。
気管支喘息は可逆性のある病で快復する余地があるが、喫煙者に多いCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などは非可逆性の病で、気道は狭まる(リモデリング)と元の広さには戻らないし、肺の細胞である肺胞も、一度壊れてしまうと再生されることはない。COPDは初期症状がなく、病気が進行しても咳や痰や労作時の息切れくらいしか出ないので、病状がかなり進行してからでないと気付きにくい。そして、呼吸機能が一度落ちると元に戻る可能性は少なく、歩くだけで息切れする、服を着替えるだけで息切れするなど、生活に煩わしい制限がかかってしまう。
当然、5年後生存率が僅か2~7%しかない(ステージ4の)肺がんを患う可能性も、非喫煙者と比較すると高い。

…が、今を楽しんで喫煙している人に先すぼみの未来予想図を伝えたところで、伝わらないことの方が多いので、時の流れと喫煙者が体内に吸い溜めしている時限爆弾に、全てを委ねるに限る。

■煙草の煙が気管支喘息の治療の妨げになることを、言葉で伝える

喫煙者に喫煙の権利を認めた上で、煙草の煙が気管支喘息患者の身体に良くないことを、折に触れ言葉で伝える。私は、上長との面談や、同僚との雑談の中で伝えることが多い。ポイントは、先に喫煙者の権利を全面的に認めることだと思う。後から自分の権利を主張した方が、受け入れられやすい。

伝える先は、公私問わず自分が普段関わる人達全員。全員は少し言い過ぎかもしれないが、そのくらい幅広く自分の状況を伝えておくと、喘息だと気付かなかった相手が、目の前で煙草を吸い始めるリスクを減らすことができる。
職場だと、上司・同じチームの同僚・同じフロアの庶務さん・人事総務部・所属は違うがよく喋る人、等々。プライベートだと、会話やメールの中だけでなく、Facebook等のSNSの自己紹介欄や近況欄でも軽く伝えておく。

目の前で煙草に火をつけられてから自分の状況を説明したのでは、お互い気まずいので、事前に早めに伝えておく方がいいと思う。

■マスクは終日着用

伝えるべきことを伝えたら、自分の身体と気管支を守るための対策は全て行う。

マスクは終日着用し、極力外さない方がいい。私はマスクなしでは就業許可が下りなかったので強制終日着用だが、それほど酷くない方も、身体に合うマスク一枚で煙草の煙から埃・花粉・ウイルスまで、防げるものが随分と増える。「飲み物を飲む時以外マスクは外さない」くらいの方が、身体にとってはいいのではないかと思う。

最もおすすめのマスクは遮断率の高いN95マスクだが、顔が鼻の上までマスクに覆われちょっと周囲をギョッとさせてしまうので、目立ちたくない方は高性能の抗ウイルスマスクでもいいと思う。抗ウイルスマスクなら、マスクの紐を軽く縛り、肌との密着度を高くして使用するのがおすすめ。
 → 筆者おすすめのマスクはこちら

■煙草を吸った人には、30分間半径5m以内に近づかない

街中で見知らぬ喫煙者が歩き煙草していたら、半径5m内に近づかないし、5m内に入らざるを得ない時は、息を止めてやり過ごす。

職場でも同様で、上司に呼ばれても上司が喫煙直後なら、少し離れて会話するか、後ほど時間をとってゆっくり話すようにしている。幸い、最近はメール・チャット・SNS・WEB会議で仕事を進めることが増え、対面で話す機会が減ってきたので、今のところは実行出来ている。

ここまで徹底する理由は、たとえ職場や店が分煙で喫煙所が別室だったとしても、煙草を吸った後約20分間は、喫煙者の口元から副流煙が流れ続けるから。吸われるのが紙煙草ではなく電子煙草だとしても、現時点で喘息患者に100%安全とは言いきれないため、扱いは同じにしている。

■喫煙者のいる宴席には一切出席しない

職場の飲み会は、煙草の煙が治療の妨げになることを理由に、原則全て欠席している。「私は煙草を吸われる方の邪魔になってしまうので…」と、喫煙者の権利に配慮することを忘れずに。仕事上の付き合いや社交は、自分が選んだ禁煙の店にランチに誘うことで、お茶を濁している。飲み会やランチ会は、勤務時間外での開催であることが殆どなので、今のところこれで支障がない。

お世話になった人の送別会等、どうしても飲み会に出席する必要がある場合は、幹事に事情を伝え、一次会だけは全面禁煙の店で実施して貰うよう、お願いすることにしている。あえなく喫煙OKの店に決定してしまった場合は、出席者の酔いが回った頃に用事を理由に途中退席するなど、副流煙に曝露される時間がなるべく短くなるよう心掛ける。
接待等は自分が幹事を買ってでて、全面喫煙or分煙の店を選んでしまえばOKだと思う。

■職場全体が喫煙可の場合

近年少なくなったが、もし勤務時間中もデスクで煙草OKという過酷な職場であれば、携帯型空気清浄機の導入等も検討されるといいと思う。卓上タイプや首から吊り下げるタイプなど、近年さまざまな空気清浄機が発売されている。

だが、気管支喘息患者のように気管支や肺が強くない人が、毎日何時間も受動喫煙に曝されるのは、どう考えても身体に良くない。社内に物分かりのいい上司がいるなら、煙草の煙で喉・気管支・肺が慢性的に傷つけられるので風邪等を引きやすい、服に臭いが付くので客の心象が良くない等々、喫煙のリスクで思いつくものを挙げて説明し、禁煙エリアを広げたり、空気清浄機を追加導入して貰ったりと出来る範囲で職場改革・意識改革を進めた方がいい。

職場側が何も変わらない場合(残念ながらこの可能性も結構高いのだが…)は、長期的に異動や転職も視野に入れて、道を模索した方がいいのでは…と個人的には思う。

鉛筆画:テキーラ瓶とかるがものぬいぐるみ(製作途中)Tequila and Karugamo drawn by pencil

Tequila and Karugamo テキーラの空瓶1本と、かるがものぬいぐるみ1つを、鉛筆でデッサンした絵を写した写真。画面左に、テキーラのつややかなガラスビンが描かれており、ビンには税関のシールやお酒のロゴラベルが貼られている。画面右に描かれているかるがもは、鉛筆で淡く描かれている。

モチーフ テキーラの空瓶、我が家のかるがものぬいぐるみ
使用画材 スケッチブック、三菱鉛筆uni、練り消しゴム
製作場所 T先生の絵画教室

モチーフについて

テキーラの空瓶は、T先生の教室でお貸し下さったもの。
購入当初は琥珀色の透明なテキーラが入っていたそうだが、残念ながらテキーラそのものにお目にかかることは出来なかったので、琥珀色の強いお酒を思い浮かべながら描いた。お酒を飲めない人間にとっては、酒は想像と創造の世界で愛でるものである。輸入した際のものと思われる関税(?)のシールがまだ貼られており、いい雰囲気を出していたので、それも描くことにした。

かるがものぬいぐるみは、我が家の古参。
同じ教室内で鳥を油絵で描かれている方がおり、自分も鳥好きなので鳥を描いてみたかったが、モデルになるようないい写真が見つからず、実物に先がけてぬいぐるみのかるがもで描いてみることにした。いずれは雀や山鳩や目白などを描いてみたいと思案している。地味色の鳥ばかりなのは、好みと都会固有の問題である。都会では明るい羽色をした鳥にお目にかかることがほぼない。ぬいぐるみのかるがもは20年来の古参なので、白い羽が経年の汚れで微妙に灰色がかっている部分があるが、そうした部分も再現する予定。

以前から積み残したままの課題である「質感の違い」を描き分けることが、今回も大きなポイントの1つ。今回のモチーフはどちらも茶色だが、片や硬くて透明で光の反射があり、もう片方はふかふかと柔らかく、輪郭さえはっきりしない。また、ぬいぐるみという愛らしいモチーフなので、見る人がきゅんとするような愛らしさを紙の上に再現できるかもポイントになると思う。

描き方について

テキーラ瓶は、6H鉛筆から4B鉛筆まで幅広く使用。4H・6H鉛筆などの芯の硬い鉛筆は、こうした固く透明なモチーフにおいて、絶大な威力を発揮する。かるがもは今のところほぼH鉛筆で、部分的にHB鉛筆。

どちらもモチーフが焦げ茶なので、仕上がりが近付くにつれ、手の側面に鉛筆の粉がついて、キャンバスを汚す恐れがある。それを避けるため、2つのモチーフのおおまかな形を取った後は、左のテキーラ瓶から描き込んだ。こうした描き方が良いかどうかは正直分からないが、個人的には描きやすい。デッサンの描き方講座を見ていると、左右並行にバランスよく仕上げていく方も多い。

描いている最中に、高さ20cmを超えるかるがもが自宅のどこかの戸棚に仕舞われてしまい、見つからなくなった。1ヶ月経っても出てこないので、テキーラ瓶のみを仕上げて一旦中断。失踪後半年してようやく冬布団の下から発見され、制作再開。